AkitosNove

スキー&スノーボード2004-2005

楓物語。第十一章 海底帝国アクアリウム

――もし、人が水に生活空間をうつしたらどうなるだろう。

水の中で使える核兵器でも生産するのだろうか。

そして、また戦争が起きるのだろうか。

醜い戦争が、また一つ。どこかでおきようとしているのかもしれない――

―エルナス中央広場―
それで、俺たちに頼みたいことって何なんだ。

野太い声が静かな空間に響き渡る。

そこにいた四人。

そう、マグナ、アイガ、ちょこ、キメラスだ。

キメラス:君たちにはオモチャの王国に行って欲しい。

ちょこ:そうはいうけど、私たちはメイプル政府にかかわりはないから....。

キメラス:なら、今から君達のギルド・・・魔界組とONEIDEは連合を組み、我々政府の支配下へと入ってもらおう。

マグナ:そんな勝手なことが・・・!

キメラスが手を上げると、周りにいた政府の兵士たちが武器を構えた。

マグナたちは既にうむを言わざるを得ない状況へと持ち込まれていたのだ。

っち・・・。と舌打ちを1回すると仕方なくキメラスのいうことに従うのは

しょうがないことであった。

―オルビス塔 地下一階―
エルナスは海に囲まれた国である。

オルビス塔から地下へ進むと、海の中に進める。

誰が一体何のために作ったのかは分からなず、いまだこの塔は科学者たちの調査の題材となっている。

ベスたちが向かったところに3人の人の姿があった。

あんたたちが、キメラス様のいっていた奴らか。

タバコを咥えた、小柄な男が問う。

ユーラテス:紹介が遅れたな、自分はユーラテスっていう者だ。

タバコを後ろに投げ捨てると、女性がため息をついて口を開こうとした。

ユーラテス:い....いやな、いつもの癖でやっちまったんだ。悪気があったわけじゃない。これは癖だ。分かるか?メリカ。

女性が口を開く前にユーラテスは弁解を始めた。

メリカ:その話は何度も聞いたわ.....。あ、私はメリカ。一応このバカの部下です。

そして、もう一人の女が横から口を挟んできた。

ジアンヌ:そして、そして、私がジアンヌです!よろしくー!

ベスたちは軽く自己紹介をした後、今回の計画についての話を聞いた。

計画はいたって簡単。

海の中に存在するアクアリウムがここ最近、メイプル政府といがみ合っているらしい。

そこで、そのアクアリウムの指導者への説得。及び武装解除。

それが今回の作戦だ。

とユーラテスは言う。

キラたちはその話を聞いてる中複雑そうな顔をしている男がいた。

助だ。

キラ:ん、助どうしたんだ?そんな顔、君らしくもない。

キラが心配そうに訪ねた

助は我に返ったように一度驚き、ため息をついた。

助:いや、政府からの応援というから、あいつがきてるかと思ってな・・・。

ノヴァ:あいつって・・・

ノヴァが言いかけたとき後ろからもう一人の声がした。

ユーラテス:遅いぞ、ラビン。時間厳守っていつもいってるだろ?

ラビン:しょうがないじゃん!今から海へいくから、酸素ボンベもってこいっていったの誰よ~?!

ユーラテスがやれやれと頭を抱える中、助だけが今にも逃げ出しそうな体勢になっていた。

ラビン:あ!助~!会いたかった!

助は見つかると、先ほどより深いため息をつき首をふった。

助:なんでお前ここにいるんだよ...。

ラビン:なんでって、私だってメイプル政府の一員だもん!政府地方解放隊員No.4だもん!

助:それは何度も聞いたよ...。

ラビンが少しふてくされた中、他の奴らは恐らく同じことを考えた。

誰も口に出せずにいたが、勇気を出してタンクが聞いた。

タンク:あの....お二人はどういう関係で...?

その言葉に一同は返ってくる答えに期待をした。

助は、いや、別にどういうという関係じゃと小言で話したが

これからラビンははっきりと言うことに一同は驚きを隠せなかった。

ラビン:私たち付き合ってます。

小さく、こいつ言っちまいやがったよ...。とぼやく声が口から漏れた

また、ラビンが口をあけようとしたときメリカが横から口を挟んだ。

メリカ:二人の関係はよく分かったから、とりあえず進みましょう。....というか、ユーラテス!!あんたが指揮とらないでどうするの?!

ユーラテスが咥えたタバコを足で踏み潰し、一度咳払いをして

さぁ、いくぞ。

といった。

―ルディブリアム―
地上界の地球防衛本部と下町から塔を伸ばし、空中にルディブリアムを支えている。

中央の時計塔は奥までとても深い作りになっており、

この時計塔の前では、昔弓使いと盗賊が戦った痕跡が、いまだ残る部分がある。

その一部として、ルディブリアムの時計はそれ以来動いたことがない。

まさに、その時のいかに無残に表してるかのように....。

戦争が終わり、ルディブリアムは平和主義を唱え、子供たちの夢、オモチャを作っている。


クロ:あれ、皆は一体どこにいったのかしら...。

クロは一人、ルディブリアムへと飛ばされていた。

周りはいつもと変わらず賑わっていたが、

それは普通とは違う賑わいだった。

考える間もなく、三人の影が現れ

ボクたちと一緒に来てもらうよ....クロさん。

一人がそういうと、時計塔へと連れて行かれてしまった。

ソラ:これで、ルディブリアムはボクたちギルド『空と陸と海と』が....。


―武陵―
昔からの戦術をいまだ使い続ける国、武陵。

つい最近までは戦力争いが耐えなかったが

そこを一つにまとめたギルド『美しき世界』によって、一つの武力国となっている。

...ザルバッグ様、ついに時は満ちました。

ザルバッグ:そうか....とて、オーランよ一体世界はどう動いた。

オーラン:政府が遂にアクアリウムへと進行を開始し、ルディブリアムの空たちがルディブリアムの自治権を手に入れました。

ザルバッグ:この話を聞いたら、恐らくアリアントとジパングの奴らも動きだすか....。

オーラン:恐らく、雫の奴らにとっても私たちが邪魔な存在。消してくると思います。

ザルバッグ:そうか....。ならどうすればいいと思うか?

オーラン:雫はこちらに戦力を送ってきます。

ザルバッグ:政府と戦いつつか?

オーラン:いえ、政府から派遣された者たちにあれを見せれば、政府は退きます。そして私たちに攻撃を仕掛けてくるかと。

ザルバッグは、ふむ。と一息つけた。

オーラン:ですから、私たちは防衛をまとめるほうが良いかと思います。

ザルバッグ:分かった。お前の好きなようにしろ。

オーラン:かしこまりました....。

―シパング―
他国とは違う「和」の文化の地。

実権はショーワ町に存在する、火狸金融が持っていたが

あまりにの過酷なやり方に不満を感じた者たちが立ち上がり、

新政府。ギルド『火狸金融』が成立した。

戦いは好まず、国のことを第一に考える内政国。

しかし、戦いの裏には必ずどこかにかかわりがあるという噂もある...。

―火狸金融 最上階―
マーファ:親分、どうします?戦いが始まりそうですぜ。

ペイトリット:ふん、俺たちは別に戦う必要などない。バカどもが勝手に争いつぶれていく。

ジャコバン:政府から、資金援助の要請がきておりますが。

ペイトリット:こうやって、俺たちに金を求めるバカがいるから、俺たちは利益が出る。常に俺たちがよりもうかるところに戦力を送ることで、俺たちは優雅になるんだ。

マーファ:親分も黒いですぜ....。

ペイトリット:頭の使い方さ。政府と雫。どちらが勝つと思う。

ブルーム:戦力差は圧倒的に政府が有利です。しかし、雫があれを完成させれば

ペイトリット:ここは、雫に力をかすか。ピルタニア。

ピルタニア:...ここにいます。

ペイトリット:この金を持って、雫へ行け。

ピルタニア:....御意。

ペイトリット:いつかはこの俺が全世界を支配してやるぜ....くくっ。

―アクアリウム帝国―
人間が踏み出せなかった地。海底。

そこに最大限の技術を取り込み、完成したのがアクアリウム帝国。

ギルド『雫』が設立してから、平和を築き続けてきた。

他のどこよりも、科学技術が進歩しており

帝国の民は幸せな時間を過ごしていた。


....政府が喧嘩を売ってきたか。早くあれの完成を目指せ。そうすれば私たちは勝てる。

かしこまりました。しかし、人が派遣されてきましたが。

私たちの科学技術を見せ付けてやれば、奴らはすぐには叩けない。

この帝国は、戦いなど求めない。

求めるのは、戦いを求めない平和の心だけだ。

そのために....あいつを送ったんだ。



―一つの起こした戦争から、今まさに世界各国で戦争の動きがはじまった。

このアクアリウムの水が赤くなるか、清らかなままなのかは

今は誰も分からない。

この戦争の結果も分からないのだから。―
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# by cicada0117 | 2008-10-11 19:01 | 楓物語



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小説の紹介

1.挑戦者たち
メイプルストーリーの世界は四職で成り立っていますが、もし、この四職が互いの潰しあっていたらどうなるんでしょうか?
はじめての作品です。
話は終わりました。

2.楓物語
「挑戦者たち」の世界の後の話です。
モンスターばかり狩っている今のメイプルストーリーですが、狩場を確保するために放置してる人などをMPKする人や、初心者の弱い人がくるとMPKする人がいるということがあります。それに、最近ギルド対抗戦としてギルドクエストが出てきたので、プレイヤー同士の戦い・・・PvPだったら、こんな感じだろうということを考えて、作りました。主に会話をメインとして書いているので、会話がとても多いです。
現在進行中です。
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