人は皆、それぞれの優しさを持っている。
友としての優しさ。 親としての優しさ。 表に出さなくても心の中に優しさはある。 なぜお互い同じ種族なのに、助け合わないのだろうか。 戦争を起こし、人々を不幸にするのだろうか。 それだからこそ、裏腹に何かへの憎しみがある。 憎しみと優しさ・・・ どちらか一方が強すぎてもならない。 均衡でなければならない。 でも、それは無理なことである。 私たち人間は常に憎しみの中で生きている生き物... ーペリオンー ちょことの戦いの終えたペリオン。 そこにいるのは、クロ、ノヴァ、タンク、カイしかいないような静けさだった。 ノヴァ:・・・で、これからどうするんだ。 クロ:るえうさんを探しにいくわ。 カイ:はいはい、るりさんね。 クロ:・・・。 タンク:でも、どこにいったかわからないのにどうやって探すんだ? クロ:ちっちっちょ。甘い穴井。 カイ:語尾で間違えないで下さいよ。 クロ:・・・。 タンク:で、何が甘いんだ。 クロ:名前は出さないけど助っ人盗賊とかいう盗賊がスリーピーで見かけたって。 ノヴァ:日本語でOK. タンク:そういえば、最近助やん見ないね。 ノヴァ:風邪かもよ。 クロ:死んだんじゃないの? 助:死んでねーよっ!! タンク:うわっ!でたっ! 助:人を幽霊扱いするなぼけっ! カイ:生きてたんですか。 ノヴァ:てっきり、お空で見守ってくれてるかと。 助:・・・・おまえら、そこに正座しろ 一同:はい。 ~約3時間なので、ミツルギたちの話~ ーオルビスー マグナたちと出くわしてしまったミツルギとしゃるあ。 ピンチになったとき、何者かが助けにきた。 しゃるあ:無事転職できましたヵ、ベスさn。 ベス:あぁ、おかげでな。 マグナ:誰かと思えば、良く見かける顔じゃないか。 ちゃの:あら、知り合いかしら? マグナ:いんや、ただ見かけた坊主さ。 ちゃの:年齢は? ベス:18だ。 ちゃの:(お、ちょうどいい歳) ちゃの:彼女いる? ベス:は? マグナ:はいはい。そこまでそこまで。戦闘続行。 マグナは弱りかけているミツルギに向かってラッシュした。 ミツルギ:ぽーしょn(ry ミツルギ:エリクs(ry ミツルギはHPが全快した。 しゃるあのターン コマンド:戦う 魔法 特技 アイテム 特技 → ラッキーセブン マグナに56のダメージ マグナ:ってゲームちげーよっ!! たまにはボケるのもいいかと。 ベス:進行役がそれでどうする。 すいませんorz マグナ:馬鹿どもはほっておいて、あの坊主に一発食らわしてやるっ! マグナはベスにブランディッシュを放った。 ベス:パペット! マグナのブランディッシュはベスの出したパペットが身代わりとなった。 あぁ、かわいそうなパペット。痛そうに・・・。 話を戻して・・・ マグナ:それは予想内だぜ!パワーストライク! マグナはパワーストライクでベスを斬ろうとした・・・しかし! ベス:ドラゴンパルス! ベスの目の前に緑色の龍が現れ、マグナを突き放した。 マグナ:う・・・そっ・・・? マグナは壁にぶつけられ、へたりこんだ。 ちゃの:でも、まだ私がいるのよ・・・ストー・・・ ちゃのが言いかけた時、マグナが声を発した。 マグナ:やめろ・・・。俺たちの負けだ。 ちゃの:な・・・何をいうの急に?私がストームをここで打てば、あの槍の子と石弓の子を倒せるのよ? マグナ:おまえ後ろをみてみな・・・。 ちゃのが後ろを振り返ると、手裏剣を二枚右手に持っているしゃるあの姿が見えた。 そう、ちゃのもマグナもベスとミツルギに夢中になっておりしゃるあの存在を忘れていたのだ。 ちゃの:私たちが・・・負けたの? マグナ:認めるしかないだろ。 マグナは立ち上がり、残念そうな顔で言った。 マグナ:俺たちは負けた。おまえらの言う通りにしよう。殺すなり煮るなり好きにしろ。 しゃるあ:どうしまs?みつるぎさn。 ミツルギ:とりあえず、メイプル騎士団のメンバーの解放だな。あとはベスに任せる。 ベス:え・・・俺っ?!ん~・・・そうだなぁ・・・。 ~20分後~ ベス:ん~・・・ マグナ&ちゃの:長すぎだろ!! ベス:そんな考えてないってー。 マグナ:20分ってなんだよ、20分って!! ちゃの:なんでもいいじゃないの!メルくれだっていいし! ベス:ん。じゃぁ・・・もし俺たちがキミたちの力がほしいとき、力を貸してくれない? マグナ:は? ちゃの:ぷ・・・ ベスの真顔な発言に、マグナとちゃのは大笑いした。 それはとても大きな声で笑い、今にも笑い死にそうな声でマグナがいった。 マグナ:ははは・・・本当にそれでいいのか・・・? ベス:俺は本気だ! ちゃの:じゃぁ、それでいいわよ。 ミツルギ:だが、どうやって連絡をつけるんだ。 マグナ:これ、俺の連絡先だ。おまえ携帯くらいもってるだろ?それでかけてくれ。 ベス:わかった。 マグナ:じゃ、俺たちは撤退するよ。いい戦いだったぜ。 マグナとちゃのはゆっくりとオルビスから出て行った。 ミツルギ:心強い味方ができたな。 しゃるあ:それょりも、紋章を。 ミツルギ:あぁっ!そうだった!! ー説教が終わったノヴァ一同ー 助:さて、気を取り直してスリーピーいこうか。 ノヴァ:(ヒソヒソ・・・あいつはじめから行く気だったなら内緒で教える意味なくねえか。) タンク:(ヒソヒソ・・・いいじゃねえか。あいつ気まぐれだから。) カイ:(ヒソヒソ・・・馬鹿ですしね。) 助:まて、前二人はわかるが、最後のやつの発言が俺的に許せないんだが。 ーなんだかんだでスリーピーー ビクトリアアイランドの中心。 昔、この町は戦士一族の拠点としてつかわれていたが、今は四職色々すんでいる。 クロ:結構賑やかねー。 助:まぁこういう世界だし。ここは皆戦いを拒むやつらだ。 ノヴァ:いわゆる中立か。 助:ただ、ここのやつらは警戒心強いからな。注意しろ。 タンク:どいうこと? 助:町の人たちをよく見てみな。 町の人たちを見る4人。 そのときカイがあることに気が付いた。 カイ:・・・誰も武器を持ってない? 助:そう。ここは戦を拒む。つまり誰も武器を持たないんだ。 クロ:そこで、武器を持ってる私たちがくると、怯えるわけね。 助:そゆこと。 そのとき、後ろから子供の声がした。 子供A:あんた、ここを占領する気か? ノヴァ:あぁ? 子供B:武器を持って、皆殺しにでもする気だね。 タンク:いや、俺たちは・・・ 子供C:じゃぁ、そのおまえらが持ってる武器はなんなの? カイ:これは、自己防衛用で・・・ 子供B:うそってみっともないっておねーちゃんが言ってたよ。 子供A:ま、武器を持っていても俺たちの仲間なのは、マグナさんやちょこさんやカイトさんだな。 助:この人たちは本当に俺たちの味方だよ。 子供C:あ、助っ人さんだー。 子供A:久しぶりだな。で、こいつら本当に味方か? 子供B:急に切りつけたりしない? 子供C:大丈夫よ。ここはおねーさんの結界で魔法は使えないし、武器はいつもより4倍も重く感じるよ。 クロ:まって、おねーちゃんって誰? ノヴァ:おにーさんたちに紹介してくれないかな? 子供B:もしかして、ルリ姉さんを狙ってるんじゃないの? 子供A:あー、それなら無理無理。ルリ姉さんはあんたらみたいなおじさんは相手にしてくれないよ。 ノヴァ:・・・。 ノヴァは腰についてあるチラニュムに手を当てた。 ノヴァ:この糞ガキ共今すぐぶっ殺す! タンク:落ち着くんだノヴァやん!ここで切りつけたら意味ないよ! 助:ま、とりあえずルリ姉さんとかいう人のところ連れて行ってくれないかな? 子供C:なんで? 助:意味はない。 子供A:じゃぁ、無理。 助:なら、しょうがないか。 クロ:しょうないわけねーよっ!! 助:まぁ、理由はこのおばさn・・・ クロ:バハムー そのときバハムートが現れ、助っ人盗賊を遠いかなたへと連れて行ったという。 その光景を見たものは幸せになるという噂が流されたが、それはまた違う話だ。 助っ人盗賊はその50分後に元の場所に戻ってきたが 戻ってくる話はまた今度にしようか。 カイ:まぁ、私から話を ~50分後~ 子供A:なんかよく分からないけど、わけありのようだな 子供B:どうするの? 子供A:別に合わせてもいいだろ。会うだけだしね。 子供C:まぁ、会うだけならね。 この「会うだけ」という意味は今のノヴァたちにとっては深い意味だとは分からなかった。 助:タダイマ ノヴァ:やっと帰って来た タンク:どこまで飛ばされてたんだい。 助:えっとね、一杯魚がいたよ ノヴァ・タンク:(アクアリウムから帰ってきたんか) クロ:じゃぁ、話はついた!いこうか! ~スリーピーウッド 奥地~ 子供たちに案内された所は、誰もが今まで一度も入ったことのないところだった。 スリーピーウッドには光が入らないと思っていたが、着いた場所は光に満ちており、異次元にも思えた。 そこにはたくさんの子供がおり、奥のほうには、大きな家があった。 上を見上げれば、太陽が森の中を照らしており、神秘的だった。 その太陽の真下には一人の女性が立っていた。 子供A:あの人がルリ姉さんさ。 クロ:あれが・・・ルリ? 紹介された女性は美しい顔をしており、本当にRealizeの副マスターなのかと誰もが疑った。 ノヴァ:で、ルリさんを見つけたことでどうするんだ。 クロ:連れてかえる! 子供B:どうやって説得するの? クロ:まぁ、話してダメなら実力行使で 子供C:まぁ、せいぜい頑張ってね。 子供たちは無邪気な笑顔を残し、また先ほどの場所に戻っていった。 タンク:さてどうやって話しかけようか。 カイ:怪しまれないようにですよね。 相談しようかというときに、助っ人が勝手に動きだした 助:おーっす、ルリ。元気か? ルリ:あ、助さん。こんにちわ。 助:やっぱ、スリーピー来ると、ここだけはなんか違う感じがするな。 ルリ:うん。お花とかもここでしか育たないしね。 クロ:あなたが、ルリさんね。私たちと一緒にちょっときてくれないかしら。 ルリ:・・・。 ノヴァ:軽くスルーしたな。 タンク:本当に軽くだな。 カイ:結構、傷つきますよねあれ。 クロ:いいかしら? ルリ:・・・・。 助:あ・・・クロ姉さん。 助が何かを言いかけたとき、クロが遂に実力行使にでた クロ:やってられんわーっ! クロ:たゆとう光よ、見えざる槍となりて敵を浄化せよ… ホーリーアロー! ルリ:・・・・。 しかし、クロが魔法を唱えても、何も起こらなかった。 助:あちゃぁ・・・やっちゃったか。 助っ人はそういい残し体勢を低くした。 そのとき、クロの上から無数の光の矢が飛んできた。 クロ:はぁ? クロは身軽な動きで全ての矢を避けた。 ルリ:・・・。 ノヴァ:なんだ・・・今の? タンク:俺にもわからないよノヴァやん。 カイ:もう少しで私たちに当たるところでしたよ? クロ:私だって分からないわよ! ルリ:・・・・。 助:俺から説明するけど・・・・ 助:この町は中立の立場にあってな。戦いは一切しないわけ。そのため、侵入しても攻撃できないように、結界が張られてるんだ。もし、攻撃した場合、その攻撃が何倍にもなって本人に帰ってくるんだ。まぁ、その結界はルリが張ってるんだけどな。 クロ:彼女・・・職何なの? 助:狂戦士。ウォーリアさ。 クロ:ウォーリア・・・。 助:しかも、彼女は特別で少し聖魔法が使える。 ノヴァ:俺たちじゃ歯がたたないな・・・。 ルリ:・・・・。 タンク:相変わらず彼女はしゃべらないし。 助:まぁ、しょうがないよ。人見知りだし。 助が近づいたそのとき、空中から何者かがやってきた。 その影はアキだった。 アキ:やっぱ、ここにいたかルリ。 ルリ:アキ君・・・どうしたの? アキ:ガーヤがお前を探している。例の作戦が動くんだろう。 ルリ:私、行くところがあるの。先行ってて アキ:ん。あそこか。 そして、もう一つ後ろから影がやってきた。 アキ:誰かにつかれていたのは知っていたが。やはりお前か。キラ 後ろからやってきたのはキラだった。 ノヴァ:キラ!お前・・・大丈夫なのか? タンク:キラやん・・・なんか強くなったぽいね。 キラ:やっと見つけた。アキ・・・ 今のキラには前のころとは違っていた。 助:見ないうちに変わったな。キラ アキ:どうした、またやられにでもきたのか? キラ:今度は、ボクが君に勝つ!覚悟しろ! アキ:場所移動は時間の無駄だな・・・。 アキは自らの気を使い、周りの結界を破壊した。 アキ:さぁ、かかってこいよ・・・。 キラのリベンジマッチがはじまった。 Realizeの作戦とはなんなのか・・・。 ルリの向かった先には・・・・? 紋章から分かったことは。 この話の終わりは、まだ誰にも分からない・・・。
by cicada0117
| 2007-05-26 18:25
| 楓物語
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